佐賀インターナショナルバルーンフェスタは頑張って早起きで!
はじめまして!SAGA-IDです。
魅力溢れる佐賀を、よりリアルに伝えたくてスタートしました。
さて記念すべき1回目は・・・
そう、「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」!!
このサイトのヘッダー画像にも使用しておりますので、こちらから参りましょう。
毎年開催の大イベントです。
2016年は世界選手権が開催され、大いに盛り上がりました。
このバルーンフェスタ、会期を通して毎年100万人近くが訪れるのですが、そもそも佐賀県の人口が約82万人(2017年4月現在)ということを考えるとどれだけとんでもないイベントかおわかりになるかと思います。
これだけの大がかりなイベントとなれば、通常イベント会社や代理店が運営を行いそうなものですが、バルーンフェスタのすごさは、これが熱気球関係者やボランティアによる力で成り立っているということ。
空への情熱や人と人とのつながり・・・
熱く、ハートフルに運営されている最強の手作りイベントなのです!!
インターナショナルというだけあって、バルーンフェスタには海外のパイロットの方がたくさんいらっしゃるのですが(2016年は33ヵ国)、みなさん口々に言うのが「また会えて嬉しい!!」というもの。
大会中、佐賀市内のホームステイ先に宿泊するパイロットやクルーも多く、そこで毎年会える家族や、会場でのスタッフとの再会。
たくさんのあたたかいドラマが生まれているイベントでもあるのです。
なお、ボランティアスタッフは毎年募集されているので、思い切って中から楽しむのもありですね!
※宿舎の用意はありますが、旅費は出ないので遠方の方はご注意を!
バルーンフェスタ、おすすめの楽しみ方
さて、バルーンフェスタの楽しみ方は様々にあるのですが、今回は、早朝のフライトに絞ってご案内したいと思います。
朝焼けの中のフライト・・・
これは本当に見て欲しい!!!
これは本当にもうどれだけ言葉を尽くそうと、実際に見た時の感動は伝えられない・・・悔しい・・・のですが、東京から初めて見に来てくれた後輩は、
「見ると涙が出そうになるって言ってた意味が、わかりました」
と言ってくれました。
まだ少し薄暗い中、バーナーの明かりとともに球皮が大きく膨らんで・・・
ゆっくり、ふわり、と
ひとつずつ空に浮かんで行って・・・
「いってらっしゃーい!」のアナウンス。
沸き起こる歓声とはしゃぎ声。
みんな同じ大空を見上げて、笑顔なんです。
とっても良い笑顔なんです。
その一体感だとか、広い広い空へ飛び立っていくたくさんのバルーンだとか、美しいものがぱーーっと目の前に広がる感じに胸がいっぱいになって、ふと涙が出てしまう。
そんな瞬間だなと思います。
もう絶対見て欲しい早朝のフライトですが、離陸時間が6:45頃(2016年の実績)と、かなり早め。
朝が弱い方にはちょっと辛いかも・・・?
ですが、この時間のフライトを見て欲しいのにはもうひとつの理由が。
バルーン競技は午前と午後の二回行われるのですが、午後は競技がキャンセルになってしまう可能性がちょっと高いのです。
午後は風が強くなる傾向があり、風の強さによっては競技がキャンセルとなります。見られないのは残念ですが、これも安全な運営のため!
長年パイロットをしていらっしゃる方にお話を伺うと、
「熱気球は自然と共にあるもの。雨や風で飛べなくても、それも含めてバルーンというものなんだ」とおっしゃっていました。
あるがままを受け入れる、大空のような心。
とっても素敵だなと思いました。
ですが、キャンセルになってしまった場合でも、雨でなければフェスタバルーンという競技用ではない楽しんでもらうためのバルーンが見られたり、バルーン教室が開かれたり、できるだけ楽しんでもらおうと工夫していらっしゃるので、ぜひ諦めず会場を訪れてみてくださいね。
なお、競技情報は期間中こちらのTwitterアカウントで確認できます。
そしてせっかく朝早く会場に来たなら、美味しい朝ごはんをいただきましょう!
会場内には、たくさんの飲食ブースが出店しています。お昼頃になるとかなり混雑するので、早朝は狙い目。
ぜひ佐賀のグルメを楽しんでください!
こちらは、あったかいおつゆが沁み渡る、しし汁。しし肉(いのしし)の旨味が よく出ています。
バルーンフェスタは11月ですから、早朝はかなり寒い!バルーンを眺めて心はホットですが、体は冷え切っています。あったかいものが嬉しいですよね。
このほかにも、うどんやカレー、唐揚げやウインナー、農園のコーンポタージュなどなど、佐賀生まれの素材を使った美味しいものがいろいろ!
カラフルなバルーンを大空に見送った清々しい気持ちで食べる最高の朝食です。
こちらの飲食ブースは大きな屋根に包まれた広場になっており、テーブルや椅子もたくさんあるので、ゆっくり座って食べることができます。
朝食を食べてからのんびりまた外に出ると
バルーンがこんなに遠くに!
空もかなり明るくなりました。
バルーンの離陸を見て、ゆっくり朝食を楽しんでも、まだまだ8時前くらい。
なんだか得した気分になりませんか?
このあとは、丸一日たっぷり会場で過ごしてもよし、佐賀市内のイベントを回ってみるもよし、午前と午後の競技の間のおすすめの過ごし方はまた別の機会にご案内いたしましょう。
でもひとつだけ、おすすめ!
バルーンって結局どんな競技?どうして佐賀で??いろいろ疑問があると思います。
ちょっと気になる方はぜひこちらへ!
2016年にオープンしたばかりの綺麗なミュージアムです。
ただ見るだけの展示ではなく、イチオシは「フライトシュミレーター」。
バルーンのパイロットになったつもりで競技を体験することができます。
熱気球の歴史や競技の内容などを知ると、さらに深くバルーンフェスタを楽しむことができますよ。
こちらは入口を入ってすぐのところに展示してあるバルーン。
バルーンフェスタ会場内ではなかなかバルーンの間近まで寄ることはできませんが、ここでは記念写真も撮れます!
こちらのバルーンミュージアムは、バルーンフェスタ会場から離れたところにあるので、移動の際は会場とまちなかを結ぶシャトルバスをご利用くださいね。
なお、バルーンミュージアムはバルーンフェスタ期間だけではなく、一年中開館しています。バルーンフェスタのシーズンに入る前に予習に訪れても良いかもしれませんね!
バルーンミュージアム
所在地 佐賀市松原2丁目2-27
開館時間 10:00 〜 17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)年末年始
アクセス JR佐賀駅からバスで5分「県庁前」降車徒歩1分
さて、ついつい長くなってしまいました・・・。
でも一度見れば、熱く語りたくなる。それが佐賀インターナショナルバルーンフェスタです。ぜひ自分の目で確かめてくださいね!